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今さら聞けない印刷&デザイン用語「か」

こんにちは。カタログパートナーズの山中です。今さら聞けない印刷&デザイン用語シリーズの第5回。
今回は「か」から始まる言葉です。それではさっそく勉強していきましょう!

目次:
↓解像度
↓カタログ
↓観音折り
↓カンプ

 

解像度

解像度とは、ディスプレー、プリンター、スキャナーなどにおける
画像のきめ細かさや画質の滑らかさを表す尺度のことです。
1インチあたりに画像の点、dot(画素、ピクセルともいう)がどのくらいあるかを表していて、
dpi(dots per inch)という単位を使用します。
解像度が高いほど精細な表現が可能となり、低いほど粗い表現となります。
低解像度のデータを出力すると、ジャギといわれるドットのギザギザが出る場合もあります
また、プリンターなどの出力機器が表現できる解像度にはそれぞれ限界があり、
プリンターの表現限度を超える高解像度のデータは、ただ重くなるだけで意味をなしません。
印刷物における画像解像度の一般的な目安は、175線の出力線数であれば2倍の350dpi、
ポスターなど間近に近づかずに見られる印刷物なら150~200dpiあればよいとされています。
WEB上に貼る画像の解像度は72dpi程度が一般的です。

 

カタログ

カタログとは、商品の価格や機能説明を記載した綴じ込み方式の印刷物のことです。
他の広告媒体に比べ、データの整理、分別、評価がよくなされており、説得性に長けているのが特長です。
一枚物の印刷物や小型の折り畳み式印刷物をリーフレット、
仮とじされた複数ページの小冊子をパンフレッ卜といって、よくカタログと対比されますが
カタログは綴じ込み方式のもの全般を指していう場合が一般的です。

 

観音折り

観音折りとは、いわゆる観音開きのように開く折り方のことです。
両端を内に折り込み、さらに2つ折りにして作ります。
表面、中面を合わせると8面の構成になり、業種・業界を問わず幅広いジャンルのカタログやパンフレットなどに活用されています。
ページを開いていかなければ中面を確認できないため、読み手に中を開かせるような工夫が必要となります。

 

カンプ

カンプとは、制作物の仕上がりを提示するための完成見本のことです。
実際の制作にとりかかる前にクライアントへ提出するデザイン案としてよく使われます。
カンプをクライアントに示すことで、企画どおりの仕上がりであるかを確認し合い、
制作後の大幅な修正を事前に回避することができます。
Webサイト制作の場合は、ワイヤーフレームに肉付けをして、実際のWebページのイメージを見せます。
手作業で簡易的に作成する場合や、ソフトを使って作成し、カラープリンターで出力する場合があります。

 

プロフィール

山中彰/コピーライター
キャッチコピーと読書とおいしいご飯をこよなく愛するコピーライター。「宣伝会議賞・協賛企業賞ファイナリスト」「がん登録・統計広告賞金賞」ほか、各種公募賞受賞歴多数あり。名古屋イチの広告賞ハンターを目指し、日々心を動かす言葉を模索中。

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